照明が暗くていつもスッキリしない気持ちなのに、いつか替えようと思いズルズルと暗い照明器具のまま過ごしてしまった。
今年こそは、明るい照明器具に替えよう!
とは、思ったもののどんな照明器具を買えば良いのかわからない・・
LED照明は、明るくて省エネになって、電気代も節約になるということはわかっているくらい・・
こんにちは、住宅や商業施設の照明計画歴20年、LIGHTINGシュフ|睡眠照明プランナー(@sleeplighting)です。
- リビングの照明がどうも暗い・・
- おしゃれで機能性に優れた照明器具は?
- 家の中の照明器具を変えて楽しみたい!
さらに、夜くつろげる照明、睡眠に良い照明はどのような器具に替えれば良いのか?
今回は、睡眠照明プランナーにお問い合わせいただいたお悩みをみなさんと共有し、解決策を考えてみたいと思います。
お問い合わせ内容|リビングのLEDシャンデリアが暗すぎる
[box02 title=”お問い合わせ内容”]「リビングの主照明がLED電球のシャンデリアを使っていて暗いと感じている」
[/box02]
というのが大きい悩み。
その他、細かいことや現状写真などは、このまとめ記事に書いていますのでご覧になってください。
睡眠照明プランナーですので睡眠に役立つ視点も交えて答えていきます。
まずはリビングの照明です。
マンションのリビング照明器具を自分で交換する場合のパターン
マンションでリビングの照明器具を取り付ける場合、器具の種類としては限られてきます。
天井の配線器具(引掛埋込ローゼット・引掛シーリング)がついている所での器具交換しか簡単にはできません。
そうなると、
「LEDシャンデリアタイプ」
「LEDシーリングタイプ」
ということになります。
ダウンライトを設置するというのは、電気工事屋さんに頼まないと取付できません。
あとは、スタンドライトなどを使って明るさを補う方法ですね。
マンションのリビング照明は明るめでLED調光調色シーリングを選び使い方を工夫!
現状、LEDシャンデリアタイプ・電球色(オレンジ色の光)で暗いと感じていらっしゃいます。
解決策として、
一つ目は、今以上に明るさをアップさせて、朝や昼間の明るさを改善します。
二つ目は、光の色に気を配ります。
「昼間は白い光、夜はオレンジの光」というように使う時間によって変えます。
このような光を実現するために、光の色を自由自在に変えられる多機能なLEDシーリングを主照明としてご提案します。
リビングLEDシーリングの明るさは畳数目安表示よりも大きい器具を選ぶ
LED照明器具は、調光調色機能がついているので、目安畳数表示を見て、実際の広さよりも大きいものを選ぶことを提案します。
特に、日中の明るさを補うことにも使用する場合は、特に明るくできる器具が理想です。
昼間は、活動している時間帯です。
活動時間は、太陽光を浴びているというのが理想。
ですので、家の中でもなるべく明るい環境にするのが人間のメカニズム的にベストなのです。
今回は、実際のリビングの広さがわかりませんでした。
しかし、現在の照明器具が10畳目安の器具と判断しましたので、12畳以上の器具を提案します。
LEDシーリングは光の色も明るさも自由自在!
LEDシーリングには、調光調色機能がついている器具が現在主流になっております。
調光⇒明るさを変えられる(0%~100%)
調色⇒光の色を変えられる(オレンジ⇔白⇔青白など)
日当たりがあまりよくなく、昼間も部屋が暗いという条件だと、光の色を変えられる「調色機能」がピッタリ!
朝から夕方の時間では、明るさが100%の昼白色
朝から夕方の時間では、明るさが100%の昼白色を選択します。
というのも、日中は明るい太陽光を十分に浴びることが人間の生体リズムにとって有効的だからです。
照明の人工光で太陽の明るさを出すことは、住宅照明では難しいですが、なるべく白くて明るい光をだせる器具が良いのです。
だから、私は高齢者施設の多目的ホールなど明るめに設計していましたが、予算削減優先なので減らされて、最悪の白い光の暗めの施設に。
日当たりの良い設計なら文句ありませんが、日当たりがよくない施設だと生活にメリハリがつきません。
このあたり、光がコントロールできる設備が導入されることを願います。(予算の関係上無理だろうな~)
夕方から夜寝る前までは温かい電球色で明るさを徐々におさえる
夕方から夕食までの時間は、オレンジ色の電球色にします。
明るさは、電球色での最高の明るさをご提案します。
夕食後の時間は、徐々に明るさを抑えていきましょう。
そして、寝る1時間前には、シーリングライトを消してしまいフロアスタンドなどのあかりにするなどがベストです。
LEDシーリングは結局どれが良い?
実際にどのLEDシーリング器具がいいのか?
予算やデザインの好みもあるとは思いますが、数点選んでみましょう。
とは言ったものの、メーカーもたくさんありますし・・
今回は信頼のパナソニックで選んでみました。
amazonで
「パナソニック」
「調色調光」
「12畳」
と検索してみると、
この器具がヒットしました。
シンプルなデザインですが、価格が約1万円強と手頃な金額です。
デザインをもう少し選びたい場合は、
などから選んでみてください。
量販店などで選ぶ場合も、
「調光調色」
「畳数目安:12畳以上」
をキーワードに選んでください。
メーカーによって、明るさ、光の色、カバーの質・種類、できる機能など多少違いがあります。
ただ、そこまで気になるものではないと思います。
わからなければパナソニックなど照明器具メーカーを選んでおけば間違いないでしょう。
【まとめ】マンションのリビング照明器具を交換する時のポイント
現状リビングの主照明に、LED電球のシャンデリアを使っていて暗いと感じているのであれば、交換できる器具は限られてきます。
LEDシーリングであれば、光の色もリモコンで変えられるので、朝や日中暗いという場合も、オレンジの光ではなく、白い光にできます。
もちろん、夜はオレンジ色に簡単に変えられます。
LED器具のメリットを最大限に生かして使う事をご提案します。
照明は、どうしても明るければ良いということで、満足してしまう事が多いようです。
ですから、せっかくの優れた機能があるのに、使わない場合が多いと思います。
でも、光の色を変えて使うことが睡眠や健康に良いなど、優れた機能を使うことのメリットを知っていれば違うのではないでしょうか。
照明の奥深さを知って、照明器具の交換を楽しみましょう!
現在、LED器具を使用していなければ、大幅に電気代の節約にもなるんですよ。
先日、NHKあさイチで紹介されていた照明術もまとめています。こちらの記事も是非、お読みになってください。