マンション住まいのあなたは、照明器具でのお悩みはないでしょうか?
それなりに明るいし、点灯してくれるのでまあ満足している。
本当にそうでしょうか?
たしかに、照明の1番大事な役割は夜部屋を明るくしてくれて、昼間同様に生活できることです。
でも、他にも睡眠にかかわる大切な役割があるとしたら気になりませんか?
こんにちは、睡眠と照明の関わりを多くの人に知ってもらいたい睡眠照明プランナーのケンさく(@kensaku358)です。
今回は、睡眠照明プランナーにお問い合わせいただいたお悩みをみなさんと共有し、解決策を考えてみたいと思います。
リビング・ダイニングの照明器具を交換するだけで、
光の色も調整でき、
食事の見え方も変わり、
「ホッ」とリラックスでき、
寝る前にふさわしい光を実現
という環境が得られたらどんな生活が待っていることでしょう。
あなたの家はカフェやホテルラウンジのようになること間違いなし!のはずです。
それでは、詳しく書いていきます。
あなたにもきっと役立つはずです。最後までお付き合いください。[cc id=577 title=”目次”]
マンションの照明器具を交換したいあなたのお悩みをまとめます。
まずは、お問い合わせいただいた内容をまとめてご紹介します。
普段から、この照明器具2つを使用しているとのことです。
基本的には、マンション住まいですので既存器具を取り替えるだけしかできないという前提とします。
お問い合わせ内容や睡眠照明プランナーからの質問に対する回答内容をまとめました。
問題点・お悩み
- 日中でも部屋が暗く最初に取り付けた照明器具に問題あったのかと思うくらい。
- 普段からリビングはどんよりとした暗さ。南向きではないのもある。
- ご飯を食べる時は白熱でいいのか?おかずが黄色っぽく見えてしまうので。
理想、こうなって欲しい!
- もっと明るさが欲しい。
- 明るいのが良いが、いつも白い色は嫌い。
- 夜は間接照明を使ってムーディに過ごしてみたい。
- 夜は上から照らされるのは避けたい。
- 寝る直前まで家事など朝の準備などで忙しくしているので、寝る前ゆっくりと過ごせる新たなリビングの照明が欲しい。
睡眠について
夜は12時に寝て、朝は6時起床。やや寝不足気味と感じている。
それでは、睡眠照明プランナーの解決策をまとめていきます。
リビング照明は明るめの調光調色シーリングライトで工夫して使う!
天井照明LEDシャンデリアを取替ます。
現状、LEDシャンデリアタイプ・電球色(オレンジ色の光)で暗いと感じていらっしゃいます。
そこで、光の色も自由自在に変えられる多機能なLEDシーリングを主照明とすることをご提案します。
LEDシーリングの選び方のポイントとして
- 畳数目安は実際の広さより大きい器具を選ぶ。
- 光の色を変えられる「調光調色機能」付を選ぶ。
などがあげられます。
詳細は別記事にまとめてます。是非、お読みください!
次に、ダイニングの照明についてまとめていきます。
ダイニング照明は料理を美味しくみせるランプに取り換える
ダイニング照明は、
- ダクトレールは残します。
- ペンダントライト器具もそのままでランプのみ取替ます。
- ダクトレールにスポットライトを追加します。
このようにします。
ペンダントライトのランプは、料理を美味しく見せるLED電球に交換し、料理の色味をよくします。
スポットライトを追加して、ビジュアルポイント照射にして光のメリハリを演出させます。
詳しくは、別記事にまとめます。
スタンドライトの間接光で目にやさしく眠りに誘われる環境をつくる
スタンドライトを上手く使って簡単に間接照明を演出する提案です。
アーム式のスタンドだと、灯具の角度も自在に動かせるので、壁をあてて間接照明にしたり、読書用の照明にも使えます。
そして、テレビの後ろにLEDバーライト間接照明器具を置いて、テレビ裏間接照明も実現できます。
クリップ式のスポットライトでカーテン照射したり、絵画を照射したりするとさらに、部屋に奥行き感がでます。
睡眠には寝室の光が大事と思っているかもしれませんが、寝室に行ってすぐに眠るというパターンの人は、手遅れなのです。
寝る1~2時間前の照明環境を重要視してください。
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ということは、リビングの照明環境がポイントとなってきます。
寝る1時間前から、天井照明を消してスタンド照明だけにする生活を続けると、睡眠が変わってくると思います。
しっかり、メラトニンホルモンを分泌させてくれますよ。
詳しくは、別記事にまとめます。
寝室の照明も間接照明にして朝の光を意識する
眠る時の光もやっぱり大事ですね。
照明をつけたまま眠るのは、もっともやってはいけないことです。
自分が不安のないくらいのほのかな明るさで眠ることを厚生労働省の睡眠指針では推奨しています。
しかし、シーリングライトの豆電球の明かるさでも、メラトニンホルモンに影響がでているという研究結果も発表されています。
寝る時も、天井からの直接照明ではなくて、LEDキャンドルライトなどを直接目に入らない場所に置いて眠ることをご提案します。
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また、起きる時の光があなたの睡眠を左右すると言っても過言ではありません。
しっかり、目覚めの光を浴びましょう!
太陽光が一番!
環境によって難しい場合は、照明で補いましょう。
明るい光でスムーズに起こしてくれる「光目覚まし時計」もあります。
詳しくは、別記事にまとめます。
【まとめ】照明器具交換は睡眠やくつろぎ感も変えてくれる!
マンション住まいで、照明交換するヒントをまとめました。
- LEDの特性と生かした機能である「調光調色」機能
- ちょっとした照明の使い方の工夫
- 快適な睡眠のためのちょっとした意識
このあたりをポイントとして、夜の光を楽しんでください。
よりよい機能があっても、なぜその光にしなければならないのかを知らなければ、照明なんてスイッチを入れるか切るかだけです。
そうではなく、光の明るさ、色を変える理由をしっかり理解して照明器具を選んで、是非使いこなして欲しいと思います。
今回は、睡眠照明プランナーの「お問い合わせ」より
明かりで不眠症を改善するなど興味深く、ブログを読んでおりました。
いつもいつか照明を変えようなど思いながら長く過ごしてしまいました。これからの季節はさらに暗く過ごしていくことでしょう。
再現可能なアドバイスは生かしてみたいと思っておりました。
というご連絡をいただきました。
住宅・商業施設の照明計画を19年やっていると、照明器具や照明プランについてのことは、あたりまえのこととなり、ユーザーがどんなことで悩んでいるのかに鈍感になってしまいます。
今回のようにお問い合わせいただくことは、睡眠照明プランナーとして大変勉強になります。
今後も少しでも照明について、そして、照明と睡眠の深い関りをより多くの方に知ってもらうために、わかりやすく紹介していきたいです。
お問い合わせくださり、ありがとうございました。お役に立てれば幸いです。
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