【講座3-4】ぐっすり眠りたい時に寝る前の間接照明が最強な理由とは?

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スタンド間接照明

ぐっすり眠る方法(照明手法)として、今まで当サイトで挙げてきたのは、

そして、ぐっすり眠る方法(照明手法)の最後は、間接照明

睡眠照明計画では、この3点セットを眠る前の部屋の照明環境とすれば最強と考えております。

もちろん、この最強照明環境にしていれば、何をしても良いということではありませんよ。

よく言われている、寝る前のスマホ・タブレット閲覧、ゲーム、パソコン作業、できればテレビも見ないほうが望ましいです。

これは、液晶画面から発するブルーライトによって、目や脳を覚醒させてしまうからですね。

また、IT機器が発する電磁波も深い睡眠の妨げになる可能性も否定できません。

最近、質の良い睡眠がとれなくて、ぐっすり眠りたい!

と思っている方々には、是非、寝る前の1~2時間の部屋の照明環境とブルーライトを意識してみることをオススメ致します。

そうは言っても、どうしてもテレビやスマホ作業しなくてはならないし~・・という方も多いでしょう。

そういう場合は、照明環境は前述通りに意識して、ブルーライトに対しては、液晶画面を暗くするだとか、ブルーライトカットフィルムを貼るとか、ブルーライトカットメガネを着用など工夫しましょうね。なおかつ、短時間で切り上げましょう!

目次

なぜ、ぐっすり眠りたい時に寝る前の間接照明が最強なの?

さて、本題です。なぜかと申しますと、

  • 人間は古来に夜、直接光を浴びるという生活をしていない。
  • 夕陽をイメージさせる濃いオレンジ色の間接光は脳をリラックスさせてくれる。
  • 眠る1~2時間前にあまりにも暗いと何もできない。間接照明を使って明るさ感を演出することにより、生活に支障をきたさない効果が得られる。

という事が言えるのです。

寝室間接照明
出典:大光電機株式会社

夜に直接光を浴びないということが、人間のDNAにインプットされているわけですから、人工光=照明でもなるべく直接光を浴びることなく明るさを得られるのが間接照明なのです。

そして、照明の光も白よりは、夕陽を連想させる濃いオレンジ光が脳をリラックスさせて、メラトニンの分泌を促すのです。

そもそも間接照明とは?

間接照明とは、照明器具から直接光を当てるのではなく、光源を遮光して直接光を避け、天井や壁などに反射させて間接光とする照明方法のことです。(文書にするとややこしいですね)

光を一度何かに当てて、そのやわらかい反射光でまわりを照らすので、全体的に柔らかな印象を与えることができ、リラックス効果が生まれます。

また、部分的に照らすことで明るさの濃淡(グラデーション)をつくり、全体に立体感を生み出す効果もあり、ひとつの照明で部屋全体を一度に照らす直接照明とは違って、さまざまな空間演出ができるのです。

直接照明と間接照明の違いとは?

文章では伝わりづらいので、写真でご説明しましょう。

直接照明

直接照明
よくあるシーリングライトです。天井から光が直接あたります。器具の存在感もあります。

間接照明(天井を照らすパターン)

間接照明
コーブ間接という名の建築化照明手法です。照明器具が建築によって隠されていて見えなく、光も1度天井にあたって床にふりそそぎます。

間接照明(壁を照らすパターン)

コーニス間接照明
コーニス間接という名の建築化照明手法です。照明器具が建築によって隠されていて見えなく、空間のなかで一番目線に入る壁に光をあてて明るさ感を演出します。

間接照明(床を照らすパターン)

間接照明床
足元間接照明です。床からの光は非日常感を演出します。家具などの浮遊感の演出にもなります。

直接照明と間接照明の違いをわかっていただけたでしょうか?

睡眠照明計画

これから新築住宅購入やリフォームを予定している方には、是非、寝る1~2時間前に滞在するお部屋に建築化間接照明を取り入れてください!

建築化照明は無理だけど手軽に間接照明をしたい!

気軽にも間接照明はできちゃいます!

アッパー照射のフロアスタンドを置くだけでも天井を照射する間接照明になります。

LEDスリムバーライトを使ってテレビ裏間接照明♪

睡眠照明計画

寝る1~2時間前に滞在するお部屋を上手に間接照明にしてあげて、リラックスして過ごしてみてください。
急には変わらないかもしれませんが、1週間、1ヶ月と続けていくといつもと違った眠りを経験できるはずです。

【次の講座】

スタンド間接照明

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